文系でもできた!知識ゼロから半年で簿記3級が合格できた勉強法
会社員だけではなくて、お坊さんにも必要な会計知識、簿記。
今日は、ゴリゴリの文系のわたしでもできた、簿記3級の勉強方法を書いていこうと思います。
必要な知識だとわかっていても、いざ勉強を始めようとすると難しそうで後回しにしてしまう。特に文系人にとって、数字は敵…※個人の感想です
避けたくて避けたくて避けたくて、できるだけ離れていたい会計処理。でも無視することはできない…なんて人もいると思います。
安心してください、知識習得できます!しかも、短時間&短期間で。しかも、片手間で。しかも、文系で。
しかも、かかった金額はたったの¥5,050+カフェ代+雑費です。
土日祝日がお仕事の人でも受験できます。
会計の基本知識を習得したい方、この記事を是非参考にしてみてください。
前提
早速勉強法の解説をしていこうと思いましたが、まずは、簿記3級取得時点のわたしのスペックをお話しておこうと思います。
- 35歳(勉強してない歴10数年)
- 会社員(営業職)約10年
- 1歳と5歳の2児の母(育休中)
- 算数・数学大嫌いの典型的文系脳
こんな感じです。
簿記の勉強を始めた一番のきっかけは、週に1日、子育ての息抜きがしたかったから。夫くんがお休みの日に子どもを預かってもらい、その間に勉強をしました。
単純計算で、1週間に5~6時間の勉強時間×約半年で、一発合格!
やろうと決めさえすれば、案外できてしまうものです。
用意するもの
- 筆記用具 ペンでも鉛筆でも、好きなもので。定規はあった方が便利です。
- ノート なんでもいいです。わたしが使ったものは、ページ下に載せておきます。
- 電卓 これも、なんでもいいです。わたしのは、会社の大掃除で発見されたお下がりです笑
- 参考書 これも、なんでもいいです。わたしが使ったものは、ページ下に載せておきます。
- 問題集 これも、なんでもいいです。わたしが使ったものは、ページ下に載せておきます。
以上!シンプル~♬
文系向け勉強法
お待たせしました。それでは、勉強法を紹介していきます。
- インプット&アウトプットをする
- 問題集を1~2回解く
- 模擬試験を2~3回解く
以上!シンプル~♬
先程お話した前提で、わたしは文系だと書きました。文系の方は、論理的な思考は苦手でも、記憶することに長けていますし、文章の理解能力もあります。その気質を利用すれば、楽しく学べてしまうのです。
初めて簿記の参考書を見た文系人は、数字の多さ(特に表の数字)におじけづいてしまう人が多いと思いますが、実は文章理解をベースに考えていけば全く問題ありません。
計算が必要な部分もありますが、計算方法は小学生の計算ドリルレベルなのでご安心ください。
①インプット&アウトプットをする
まずは、参考書を読み、それをノートにまとめていきます。
その時に、できる限り参考書で使っている言い回しを使わないようにしてください【ここがポイント!】
理解したことを思考に定着させる一番の方法は、アウトプットすることだとわたしは考えています。
つまり、一度理解した内容を自分の言葉に置き換えてノートに書いていくことで、インプット&アウトプットができてしまうというわけです。
まとめ方は人それぞれお好きなようにどうぞ。
ちなみに、わたしはあまり色を使わないタイプです。覚えられなそうな箇所にたまに使う程度。また、文字が多いと勉強してる感がしてテンションがあがるタイプです。そんなわたしのノートはこんな感じです。参考までに。
目的はあくまでも理解したことをアウトプットすることなので、まとめ方はこだわらなくて良いと思います。ご自身がテンションあがる方法が一番。
②問題集を1~2回解く
問題集を解くということは、理解したことのアウトプット第二弾と資格試験の問題を解く練習の、2つの特色を持っています。
ノートにまとめる段階で一度アウトプットしたことを、クイズ形式でもう一度アウトプットすることで、思考がさらに定着していきます。
クイズ形式なので、テストを受ける練習にもなります。
実際にこのステップが終了すれば、ほぼ理解は完了します。あとはケアレスミスをしないようにするだけ。わたしはこのケアレスミスが最大の敵でした笑。
③模擬試験を2~3回解く
最後に、時間を計りながら7割正解が取れるか確認するだけです。
購入した参考書や問題集に模擬試験がついていればそれでもOKですし、商工会議所のホームページにもサンプル問題があるのでそれでもOKです。
ステップ②を通過してしまえば、苦なく7割は取れると思います。複数回解くことで、さらに慣れていきます。
かかったコスト、他
かかったコストを¥5,050と書きましたが、その内訳は
- 日商簿記3級検定料 ¥2,850
- 参考書 ¥1,100
- 問題集 ¥1,100
です。
わたしは子育て期間に勉強したので、息抜きも兼ねるためカフェに行きました。カフェ代とはその金額です。雑費は、ボールペン代やノート代ですね。
なので、購入する参考書の価格やノート、勉強する場所や環境などで合計金額は多少左右されると思います。それでも、有料講座を受講するよりもずっと安く、息抜きしながら、自分のペースで受験することができました。
ちなみに、参考書や問題集は最新版を購入することをオススメします。消費税率や会社法などの法律は年々変化するので、最新の状態での勉強をした方が良いからです。
また、主目的が知識取得の場合はステップ①に重きをおいて、資格取得が主目的の場合は③に重きをおきましょう。
資格取得には、出題傾向のある問題を解く練習が一番手っ取り早いからです。
平日受験できるので、お坊さんにも優しい!
もし、これを読んでくださっているのがお坊さんだった場合、日曜日に試験を受けるのってものすごいハードル高いですよね。お寺は土日に留守にしづらいのです。
実際、今年(2022年)の簿記検定試験は
- 6月12日(日)
- 11月20日(日)
- 2月26日(日)
です。子どものいるお母さんも、サービス業の会社員も、これには困ってしまいます。
そんなあなたに朗報です!
あまり知られていないようなのですが、2021年からCBT(パソコンで受験する)が導入されました!
これによって、平日の受験が可能となったのです!
商工会議所が認めている、ネット試験施行機関へ行き、受験します。わたしは近所のパソコン教室で受験しました。
一年に3回のみの筆記試験と違い、CBTは随時受け付けをしているので、日程的にも受験しやすく嬉しいです♬
詳しくは商工会議所のホームページまで。
わたしが使用したかわいいアイテムたち
筆記用具
ノート
※ドットが入っていることで、表の記入がとてもしやすく気に入っています。検索すれば、色々なデザインがあるので、テンションのあがるものをどうぞ。
電卓
電卓を新調する場合は、同じメーカーで揃えることをオススメします。ボタン位置の違いが、思わぬストレスになるのはわたしだけではないはず。
参考書
とてもわかりやすく、使いやすい参考書です。チャプター毎にわかりやすい数字(1000円とか10000円とか)を使った基本問題があります。全ページカラーで挿絵も可愛く、価格も安価です。索引もとても使いやすいです。
同じシリーズで2級の参考書を購入し、現在勉強中です。ともに頑張りましょう♬
問題集
解説が丁寧でわかりやすいです。参考書と同じシリーズなので、参考書の解説ページ番号がついているのも助かりますし、模擬試験も3種類ついています。
※上記はあくまでもわたしが気に入って使っているもの、というだけです。ご自身に合っているもの、読みやすいもの、テンションのあがるものをえらんでくださいね♬
番外編
3級までは、そこまで範囲が広くないので、わたしは独学で十分だと思っています。
でも、会計士の友人曰く、資格習得目的ではなく知識習得目的の場合は、口座に申し込んだほうが良いのでは?とのことでした。
独学だと、どうしても自分の得意な箇所に理解が偏るとのことで、まんべんなく学習するには講座や授業を受けたら?とか。それと、講座はお金がかかるので、必ずやり遂げようという気持ちでいられると言っていました。
この2つの意見、参考にしてみてください。
まとめ
簿記3級を持っていれば、会計知識の基礎は習得できていることになります。
実際に父が税理士さんと共に扱っているお寺の会計資料を見たら、ほぼ理解できました。四季報が理解できるようにもなりました!
社会人なら、持っていて得しかない資格・知識だと思います。
文系でも取れる数字の資格、簿記。引き続き、わたしも2級がんばります♬