雪はワクワク?どんより?
こんにちは。今日は関東では雪が降りました。3月下旬にしてはなかなか寒いので、風邪をひかないように暖かくしていないと…と思いつつも、モゴモゴするのが嫌いなわたしは、「寒い寒い」と言いながら薄着です笑
車通勤なので、雪が降り始めた時はがっかり。お願いだから…積もらないで…!凍らないで…!!と願うばかりです。
電車通勤だった時も、ホームの寒さに腹が立つほど寒いのが嫌い。早く夏にならないかなぁ…。
冬は苦手なママ坊主
わたしだけではなく、周りのお友達も『雪が降るとやっかいだなぁ』『寒くて嫌だなぁ』『電車止まったらいやだなぁ』…と、それはもう、完全悪のような言い分で雪の悪口を言います。
大雪の降る地域であれば別なんでしょうか…?
雪に弱い場所に住むわたしとしては、寒い冬、子どもの送り迎えにも通勤にも、買い物にすら雪がセットでついてくる世界、しかも普段の生活プラス雪かき!という地域に住んでいる方、尊敬します…。
とてつもなく運動音痴なので、なかなかスキーやスノーボードを楽しむ気にもなりません。家庭用のソリで大怪我してしまうタイプ。
ごめんね、冬。ごめんよ、雪。あんまり好きになれないの。
いつから雪が嫌いになった?
小さい頃、雪が降るととてもワクワクして、楽しかったことを思い出します。
雪だるまをつくったり、雪合戦をしたり、長靴の中に雪が入って、溶けて濡れてしもやけができて。それでも飽きずに境内で遊んだものです。
六地蔵の頭に積もった雪を払い落としてあげたら、きっと大判小判や俵を持ってやって来てくれると信じて、せっせとお掃除したりもしました笑。まったく、煩悩だらけな子ども笑。
それが、いつから雪が嫌いになったのでしょう。きっと時間に縛られて生活するようになってから、とか、車を運転するようになってから、とか、そういう人がほとんどだと思うのですが、わたしははっきりと覚えています…
雪が苦手になったきっかけ
昔、我が家は庫裡(住んでいる場所)と本坊(お寺スペース)が、屋根のない渡り廊下でつながっていました。中学生だったか、高校生だったかそれくらいの頃のある冬の日、雪が降りました。
屋根のない廊下だったので、雨の日も雪の日も傘をさして渡ります。
日中渡る時に、きっと父が渡り廊下に積もった雪を左右に落としたのでしょう、廊下の両側にはさらにたくさんの雪が積まれていました。
夜、晩ごはんの支度が整い、本坊で仕事をしている父を呼びに行った時のことです。渡り廊下の上にはさらに雪。渡り廊下の両側は雪山。
ちょっとの距離だからとコートも着ず、傘もささずに渡り廊下を小走り…
ツルっ!ボフっ!!
ド○フかwwwという勢いで雪かきで集められた雪山に、背中から埋もれました。
気分的には頭から埋もれた感じ…足は頭よりも上にある状態…
一生懸命這い出ようとしても、全然出られない。大きい声を出しても、誰にも届かない。
絶望…。そうなると、時間がやけに長く感じます。30分近く埋もれていた感覚ですが、多分1分も経っていなかったと思います笑
なんとか這い出て、渡り廊下に上ろうとするも…渡り廊下はわたしの胸の位置にあるので、ツルツルすべるし、雪の地面ではまともにジャンプできないしで、さらに慌てふためきます。
感覚的には、30分近く上ろうと試みていた…けど、これも多分1分経っていなかったかもしてません笑
最終的に上ることに成功し、無事父にご飯だよ、と声をかけ、庫裡へ戻っていきました…。
…なにやってんの?
母からはその一言。ごめんお風呂行く。と言って逃げるわたし。
お母さん、わたしさっき、すごいことになったんだよ。雪の中で一時間も格闘したんだよ。
と言いたかったけど、何も言わずにお風呂に入り、ご飯を食べました笑。
渡り廊下は走るべからず
この事件以降、渡り廊下は走らず、落ち着いて渡ることを決意したわたし。
しかし、その数年後には渡り廊下は屋根付きになり、滑ることもなくなりました笑。
この事件以降、なんだか雪が苦手になってしまったのでした。